インターネット広告会社で約2年働いています。現在27歳で年収は200万円程度です。

 

私は一般事務職に就いているため仕事内容に業界色はほぼありませんので以下回答は事務とIT広告業界両方に関して考察していきます。

 

私は現在一般事務職に就いております。会社はインターネット広告業をしており本社は東京にあります。私は地方の支社に配属しています。

 

 

仕事自体は事務と雑務が半々と言ったところで現在では珍しいかもしれませんがOLと言った感じの業務内容です。

 

具体的には支社で使っている経費の処理をシステム上で行うこと(経理自体は本社にあるので経理に上げるまでの下作業程度です)、備品の管理、社用車の管理、オフィスの入っているビルとの連絡のやり取り、受付対応や電話対応、県内新たに営業所を立ち上げる作業、等です。

これらの仕事は一つ一つの難易度は低く煩雑なものばかりです。中学生程度の学力で済む内容も中には含まれていると思います。

 

が、生身の人間がやらなければ務まらない内容もあると思います。

 

例えばシステムを使って行う経費処理などは、機械的に正しく早く計算が出来て効率も上がるためAIに取って代わられる可能性は高いと思います。

 

今後増税に伴う税計算の変更などでは数字を純粋に動かす作業なので生身の「人間よりもAIの方が良いだろう」という意見は増えるでしょう

 

AIにできない事務作業もある

 

しかし、例えば社用車管理の際に新たな月極め駐車場を契約したいと思ったらAIの方が得意だとは思いません。

 

インターネットを駆使し膨大な情報から的確な駐車場を検索することは得意でも、不動産屋に直接交渉をしてみること、電話で声を聞きながら物件を相談すること、

 

ネットには非公開としている近隣の情報を教えてもらうこと、これらはやはり生身の人間が(つまり感情を持っているから)為し得る仕事だと思っています。

 

こちらはAIの方が得意、こちらは人間の方が得意、こちらはハーフハーフという具合で、全面的にAIでこの仕事がなくなる、なくならないとは言い切れませんがどちらかと言えば事務職に将来性はないと思います。

 

AIでは部分的になくなると思います。給料が上がるともニーズが増えるとも思いませんが一定量のニーズはなくならないはずなので給料もさほど変動もないと思います。

 

営業関連の事務の仕事はAIではなくならない

ちなみに業界としては基本的に法人企業に対してIT広告の掲載を募る営業会社なのでAIではなくならないと思います。

 

営業こそ人間と人間の間に成り立つ職業であると思うからです。

 

現在会社自体は成長を続けており給料も順調に上がっていますがどこかのポイントで頭打ちにはなると思います。

 

AIが参入する余地としては営業以外の部分での作業(現在人間がPCで手打ちで行っている業務等)になると思います。例えば営業先の企業の下調べなどが該当すると思います。

 

事務職こそこれからの時代人脈作りが重要

2018 11 23 10h12 45 - 一般事務職はAIでなくなる?営業力と人脈が今後も生き残る力となる!

今の仕事がAIに取って代わられないようにすべきことはやはり人脈作りだと思います。

 

前述した通り、部分的にAIに任せてしまった方が効率も良く生産性も高く利益が望めるところはAIに任せてしまって良いとも思っています。

 

その代わり人間でしかできない人脈作りをいかに綿密にできるかで人の仕事が決まっていくとも思います。

 

私のような非正規雇用ではそもそも会社における将来性はあまり望めませんが、例えば毎日集荷をしてもらう配送業者さんがいます。

 

今日も夕方5時に来てもらいましたがこちらは荷物として出したい書類がまだ整っていない時に私は思い切って「10分後にまた来てほしい」と言えます。

 

なぜそう言えるのでしょうか?

 

毎日顔を合わせて他愛もない挨拶や雑談をしているからです。

 

苗字で相手をきちんと呼べるからです。仕事外で(そんなに大きな街ではないので)担当の方に道端でお会いしたら「お疲れ様です」と言い合える関係があるからです。

 

本当にちょっとした人脈とも言えない程度の人間関係ですが、その10分で用意できる書類は絶対に明日着で本社に送付したい書類である場合もあります。

 

これはAIには出来ないことです。IT広告業界で見てもやはり営業という側面からして地道で愚直な人間関係の構築が肝になると思います。

 

仮にAIが営業社員として案件を取ってくることができるとしてサービスの納品までの間に何らかのミスが発生したとします。

 

この時お金を出そうと決めてくださった相手先企業の担当者はAIに温情を払ってくれるとは思えません。

 

しかし普段から自分の会社のために頑張ってくれている生身の人間を目の前にしたら人は感情が生まれるわけです。

 

それはもちろん「何をしてくれたんだ」という怒りかも知れません。しかし「いつも頑張ってくれているからね」、「今回は収めるから次はしっかりしてくださいよ」という許しかもしれないわけです。

 

こう突き詰めて考えていけば、私は人が会社(組織)の上に立つ以上は人と人との仕事の基本である人間関係ほど強いものはなく(もちろん同時に脆さも秘めてはいますが)、これにAIは匹敵できないと思います。

 

一般事務の仕事も人間力が問われてくる

私は元々古い広告(新聞・テレビ・ラジオ・雑誌)の営業マンをしておりました。いわゆる広告代理店の営業です。

 

広告業はマスコミ業界と密接に結び付くものですが、入社して一番驚いたのはマスコミ業界の古さでした。

 

これは地域性などほとんど関係なく、良くも悪くもとにかく古いです。

 

これだけコンプライアンスに厳しい時代ですがハラスメントに抵触するんじゃないかと言うシーンは日々見てきました。

 

一方で、今どきこうやって気にかけてもらえるんだ、この人が取りまとめることでこんなミスでも許してもらえるんだ、というシーンもまた至るところに転がっていました。

 

その後IT広告会社に転職して、今度は新しさに驚きました。

 

業務でも飲み会でも絶対にハラスメントはしません。

 

傍から聞いていてヒヤヒヤする発言もありません。その代わり人間関係は希薄だし、毎日一緒に働いている同僚がどんな人なのかほとんど分かりません。

 

しかしこの二つの会社・業界で共通するものがあります。

 

それは人が働いているということです。深い人間関係でも、浅い人間関係でも、どちらにしてもそこには人間が集まることで生まれる関係があります。

 

そしてその関係が充実したものであれば、すなわち仕事の充実にも繋がります。なぜなら人は他人を見ているからです。

 

しかも自分の見たいように見るからです。

 

機械が写真を撮るように誰かを物理的に写すのと、感情の持った人間がその人の中で心理的に他者を映すのとでは、大きな違いがあります。

 

人間関係なんて仕事に介入させるべきではない、私情を絡めてはいけない、これは現代社会で働く上では大前提でもあるのですが、しかし人間が人間と働く以上はその関係を充実させて、ぜひ仕事の充実にも繋げてほしいです。

営業が基本となっている広告業界では人間関係が基本であると言って過言ではないと思います。事務職だって例外ではありません。

 

私は両面を経験したから感じるのだと思いますが、一般事務職が生き残るためにはやっぱり人脈力が全てです。そうでないとこの先はないのかもしれないです。

 

 

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