リハビリ業界(作業療法士)にて勤続5年半、現在27歳で年収400万円です。リハビリ業界について、現状ではリハビリ提供(収入)について法律的に提供可能な時間が決められています。

 

色んな加算を考慮することで多少変動はありますが、スタッフ一人に対して得られる収益が明確化されています。

加えて日本はお金がなく医療費・介護費がどんどん削減・減産されています。そのためリハビリ業界全体で見た時に収入が今後上がっていく見込みはないと想定しています。

 

それに対して今後一定期間はニーズは高まっていきます。現在団塊の世代や年配の方の人口比率が高く、医療の進歩によって平均寿命も延びています。

 

そのためこれまででは亡くなっていた・リハビリの適応にならなかった方が対象に加わってくるため、需要は十分にあります。

 

また国の方針としては自宅に帰ることが出来る可能性のある方は早急に自宅に退院する方針をとっています。「この人は自宅に帰ることが出来るのか」という方も増えてくる中でリハビリのニーズは高まっていくと予想できます。

 

AIが導入されることで筋トレ系のリハビリ業界の仕事は減る

 

しかしニーズは高まる中でも今後リハビリ業界はAIが担う部分も増えていくと考えられます。リハビリの一部として脳や筋肉・関節などの治療も行っており、それに並行して動作の分析・指導もしています。

 

しかしAIが導入されることで特に筋肉の治療は人間が行うよりも成果が出てしまいます

 

電極を目的の筋肉に当てて電気を流すことで人工的に収縮させることが可能です。

 

その程度・頻度・タイミングなども人が行うよりも正確でありピンポイントで行えるため効果的です。また動作の分析についてもあらかじめAIに動作パターンを入力し、後は動画を流すことで自動的に動作との違いを分析することが出来ます。

 

現状でもアプリとして開発されておりますが、まだスタンダードな分析が中心です。しかしAIの発達につれてリハビリはAIに乗っ取られる可能性は十分にあります。

 

全部がAIに代用されるわけではないが油断は禁物

 

私の作業療法は生活に介入するリハビリを行っています。その中身はトイレや入浴・更衣・食事・清拭に加えて家事(料理や買い物・掃除など)・復職・趣味など人によって介入する内容・方法に個人差が非常に大きいです。

 

加えてひとの手でしかわからないような細かな治療的介入もあります。

 

それはAIでは対応しきれないとされているため、作業療法の将来性は安泰と思っています。

 

しかし同じリハビリ業界の理学療法は基本的な動作(寝返り・立ち上がり・歩行)を中心としており、よりスタンダード・元々の動作に近づけるように介入しています。そのためAIと重なる部分も多く、何年後かには乗っ取られる可能性は十分にあります。

 

現状では作業療法はAIに乗っ取られることはないとされています。しかしいずれはその可能性もあるため、より専門性に富んだ知識や技術を身に着けることが必要と思います。

 

リハビリ業界で生き残るための考え方

2018 10 28 13h10 18 - リハビリ業界の将来性は?作業療法士の仕事はAIでなくなるのか?

AIではデータから予測される結果やトレーニングは可能です。しかし人の手でしかわからないような微細な反応・よりマニアックで専門的な治療はデータをベースとしたAIではこんなんでしょう。

 

そのためリハビリの中でも専門性に特化した知識や技術を身に着けておき、可能ならライセンスを取得できるレベルまでリハビリ職としての市場価値を高めておくことです。

 

毎年国家試験を合格して多くのリハビリスタッフが生まれており、それに対して退職者の割合は少ないです。

 

いずれは就職先がなくなり飽和状態・就職難になるでしょう。加えてAIも導入されるため、そうなったときに他のリハビリスタッフとの差別化が出来る魅力を作り上げておくことが必要です。

 

私の場合は勉強会・学会への参加を中心にしています。また勉強会もコース制となり、治療技術に関するライセンス取得につながるものを中心としています。

 

心理学の勉強は積極的にすべき

 

またAIよりも人間が優れている面として、感情を考慮することが出来る点です。リハビリが必要な人は精神的にネガティブになっていることが多いです。

 

そのため感情の起伏や言葉と行動が一致しない・言葉にできないなどAIではくみ取ることが出来ない部分を人間が補うことが出来ます。

 

そのためにはより多くの人と関わり、コミュニケーションスキルを身に着けたり、心理学の勉強なども可能であればすべきでしょう。

 

私の場合はメンタルヘルスマネジメント検定の資格を持っており、仕事上で生かすことも出来ています。メンタルケアもリハビリにとって大切な仕事であり、得意として置くメリットは大きいです。

 

リハビリ業界の今後は厳しい!安泰の職場ではあり続けない

2018 10 28 13h08 41 - リハビリ業界の将来性は?作業療法士の仕事はAIでなくなるのか?

これからリハビリ業界に入る方へ。リハビリ業界は現在、医療費・介護費の削減に伴う経費・人件費の削減の傾向が強くなりつつあると働きながら感じています。

 

また毎年一万人以上の合格者数に対しリハビリ業界を去る人は少ないです。今は医療の進歩や後期高齢社会のためたくさん需要があり就職先も多くあります。

 

しかしいずれはそれも難しくなり、就職にあたり内定切り・倍率の問題なども生じるかもしれません。以前はリハビリ業界は安泰・将来性があると言われていましたが、現状では以前ほどの安心を得ることはできないと感じています。

 

即戦力がますます重要!臨床には力を入れよう

 

また就職してからもリハビリ業界はより即戦力となる人材を求めています。新人の中には半年もせずに独り立ちする人もいれば一年経っても先輩が付きっきりの人もいます。

 

そのため就職してからではなく、学生のうちから将来的なことを考慮して勉強しておくことが求められます。またただの知識ばかりになるのではなく、実習を通じて臨床上の経験を十分に積んでおくことが大切です。

 

臨床実習は拘束時間・ストレスに加えて課題も多くある為苦痛と感じる学生も多いです。

 

しかし臨床実習の中でたくさんのことを経験しておけば国家試験を合格して就職したときに周囲よりも一歩リードすることが出来ます。

 

小さな一歩ですが今後AIの時代が来て仕事が減る・専門職の数が増えすぎて就職先がなくなるなど未来に不安もあるリハビリ業界においてはとても大きなアドバンテージとなります。

 

また就職してからについてはいずれリハビリの仕事をAIが担い、その割合はどんどん増えていくでしょう。

 

それに備えてAIにできないことは何か・人間だからできることは何かを考えて準備すればいつか来る事態に備えておくことができます。

 

私はすでに勉強を始めています。

 

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