AIと飲食業界の将来性をキャリア15年のバーテンが語ろうと思う。




はじめまして。30mwと申します。接客業の立場からAIについて考えてみようと思います。

今年の3月まで、個人でバーテンダー、バリスタ、として1店舗固定で働くのではなく、喫茶店から会員制のオーセンティックなバーまで、幅広いジャンルのお店で接客(時にピアノ弾語り)を中心に活動していました。

また、美容室の専属ドリンク担当をしており、出張バーとして、イベント開催時にウエルカムドリンクの提供や、カフェの新規店舗の機材導入のアドバイスも行なっておりました。

フリーランスとなっての活動年数は約15年です。

39歳、年収は変動ありますが、約300万ほどです。年齢的にも身体のことを考え夜中の業務を無くすため、今後の人生を考えるために一旦休業しています。

 

飲食業界はものすごい勢いでAIが導入されている

 

すでに、サービス業の一部ではAIが活躍しており、AIで無くなりつつある分野もあるように感じます。
例えば、先日、回転寿司店にて、入口で出迎えてくれたのはAIのロボットでした。

 

また、ビジネスホテルのフロントでも同じロボットがフロントマンをしていました。iPadが内蔵(外付けかもしれません)されており、人数とテーブルかカウンターの希望を打ち込むと番号付きのレシートが出てきます。

 

 

お店のテーブルとAIがリンクしている事により、空いた席にAI指示の元お客様を誘導する事が可能です。

 

混雑店であればあるほど、初期費用はかなりかかってしまいますが、人件費を抑え、ミスなく、確実にこなすという点で、この作業がAIに代わり、将来性は十分にあると思います。

サービス業では、お出迎えはとても大切な業務です。

 

ただし、大型店舗や混雑店では必ずしも人が入口に必要か、というと人でなくてもいいと考え、AIに代わる事が有効と考えますが、

 

超高級店や、小さな個人店、お客様によっておもてなしの仕方が違う、または、機械的な接客が不自然なお店ではAIの導入は必ずしも有効ではないと考えます。

 

なぜなら、人が人をもてなす事がなにより大事と考えているからです。その人に合わせた細かなサービスは人にしか出来ない事だと思います。

例えば、ただ、若い男女2人、と認識するのではなく、どういう関係か、この2人はどう接して欲しいのか、気持ちを汲み取る接客はAIでは叶えられないものであって欲しいです。

このように、少しずつですが、人間に代わってAIの活躍の場が増えてきています。

 

人手不足で営業時間を短縮せざるを得ないお店が増えている今、今後はAIが出来ることはどんどん人に代わってAIとなるでしょう。

 

飲食業界がAIに取って代わられないようにすべきこと

飲食業がAIにとって代わられないようにするには、人の行動を日々よく観察し、人間力を高める事だと思います。

バーには様々なお客様がいらっしゃいます。バーでは必要な人間力はおもてなし心です。このおもてなしの心は様々な方がいらっしゃるからこそとても神経を使い慎重にならなければなりません。

 

普段は何気なく話す話題でも、バーではタブーな事もあります。それはその場にいるお客様を見て、考え、話す話題をバーテンダーが決めるからです。

バーのカウンターで、バーテンダーと楽しくお話ししたいお客様もいらっしゃれば、1人の時間を大事にしたいという方もいらっしゃいます。

 

時には1人の時間を大事にしたくて来たものの、ふと気付くとバーテンダーや隣の常連客と楽しく話してしまったという事もあると思います。

 

お客様が今話したいのか、そうでないのか、そのさじ加減は、人が経験して得たもの、もしくはその人が元々持っている天性のものだと思います。

もしかしたら今後、AIも人に近いような人間力が高いAIが出てくるかもしれません。

 

もうすでに現実のものかもしれませんが、AIが人の体温や、心拍数を読み取ってある程度の感情を察して行動出来るようになるかもしれません。

 

しかし、その人個人の空気、その隣にいる人の空気、その場の全体の空気全てを読み取って考え、行動すると言うのはどれだけ技術が進み、どれだけ人間の頭脳には追いつかない程の知識を持ちあわせたAIだったとしても人間にしか出来ないおもてなしの心だと思います。

つまり、人間力溢れるおもてなしの心はAIには人間ほど修得出来ないと考え、この人間力をどれだけ多く身につける事が出来るか、日々鍛錬する事が接客業がAIにとって代わられないようにするべき事だと思います。

 

AI時代には休むスキルも必要になって来るのでは?

AI社会到来に備えて、働き詰めだった日本人が休むという事に慣れなければならない、その為に週休2日や、プレミアムフライデーなどの制度が導入された、と言う話を聞いた事があります。

 

AI社会到来し、週に1日だったお休みが、2日になり、3日になった時、この休みを仕事以外でどう上手く使うか、

 

ただ、どうしたらいいかわからなくなってしまわないように、上手く休み、上手く遊び、日々のプライベート生活をいかに充実したものにするかが今後の課題の1つではないでしょうか?

サラリーマンが退職して一気に老け込んでしまった、という話をよく耳にします。今となっては私の両親もその世代ですし、私自身も近い将来必ずやってきますので、他人事ではありません。

仕事以外で自由な時間が出来た時、何も出来ずにただただ過ごして時間だけが過ぎ、気力も覇気も無くしてしまわないように

 

現役時代から自由な時間をいかに充実させるか、休む事に対して申し訳ない、特にやる事も無いので休んでいるより溜まった仕事を片付けたい、と休みの日まで仕事の事を考えるのではなく、休みの日は思い切って休む、思い切りの良さを身につけて欲しいものです。

自営業や、自分のお店を他人に任せて休んでられない仕事人間の人もいるでしょう。

誰かに任せる事で、任された人もこれまでと違い、責任感を持つ事が出来、成長出来るはずです。その成長がお店の向上に繋がり、自らに返って来ると考え、部下を信頼し、信頼できる部下を育てる力をつけましょう。

AIに、任せられる事はAIを頼り、そうでないところは自らが力を磨く事を惜しまず、AIと対抗するのではなく、AIを理解し、上手く利用する力をつけAI社会を楽しみながら生きて欲しいものです。

 

以上!バーテンからみた飲食業界の現状と今後の課題に対する考察でした!!

 

 

この人の意見や考え方はどうでしょうか?感想待ってます!

おすすめの記事