測量業界はオワコン!?高齢化の現状と今後の見通しを31歳の私が語ってみる。




私は31歳(男性)の会社員です。結婚をしていて2人の子供がいます。計測業界の計測機器メーカーに10年間勤務しています。

会社はメーターの設計/開発・製造・販売を行っていて私は設計開発部門に所属しております。年収は約500万円(給与+賞与×2回)です。

今回は測量業界の将来性とAIや現場の問題について詳しく話してみたいと思います。

【 計測業界3つの問題点 】

①寿命に波がある

特定計量器という料金取引に使用するメーターの場合、必ず有効期限があります。有効期限になると使えるメーターでも交換する必要があり需要が生まれますが、それ以外の時は需要がありません。

②技術革新が少ない

上記の通り需要が定期的にあるため設計変更が多く新規の開発が少ないです。

③ユーザーのITに関する知識が乏しい
メーターには電子部品がありますが、ユーザーの知識が乏しく説明に苦労することが多いです。

測量業界の問題点は変化のなさと高齢化

 

上記の通り定期的に必ず需要があるため良くも悪くも変化が少ない業界です。

役所的な感じで会社に奉公する犬のような方の方が高くする評価される傾向にあります。

私は設計開発部門の中堅よりの若手ですが、若手の斬新なアイデアより年配の技術力が高い人の方が高く評価される傾向にあります。

従って、新卒で新社員が入社されても3年も経たない内に退職する方が多いです。

私の後輩も半分以上の方は退職しました。

評価される年配の方の給料は高いですが、評価されない若手や中堅の方の給料は低い傾向にあります。

人間関係については、私の勤務する会社のみのことかもしれませんが、トップダウン型のため上層部に評価されている方は割と人間関係にも苦労しませんが、そうでない方は人間関係に苦労しています。

一応、人事評価制度があり自己評価結果が昇給や昇格に反映されると言われておりますが、実際のところ上層部との信頼関係が評価に1番影響します。

自己評価をどれだけ高くしても(上層部から信頼されていない方は)最終的に減点となり、評価は低くなるといった流れです。

高齢化が進み非効率な残業も増えている

2019 12 04 16h44 25 - 測量業界はオワコン!?高齢化の現状と今後の見通しを31歳の私が語ってみる。
年配の方は評価される傾向にあり会社に残り続けるため平均年齢が40歳以上です。完全に高齢化している業界だと入ってから分かりました・・・・。

そのような方には残業の美学があるようです。

残業をして会社に遅くまでいる方が(実際には仕事をせずに例えばゲームをしていても)評価される傾向にあります。

若い方は残業をせずにすぐに帰宅する方が多いので評価されません。

実際には作業効率が悪いため残業していると思っていますが)部内の会議では年配の方は遅くまで残っているのに若手や中堅はすぐに帰宅するので仕事の負荷の分散が必要だと言われます。

そのことが人間関係を更に悪化させます。

若者と高齢者との対立はこの業界でも顕著

年配の方は若手や中堅の目の前では会社に対する不満をぶちまけますが、上層部の前ではへこへこした対応をします。

もちろん実績を多く残した方は高い評価を得ることができますが、実績を残せなくても上層部の言いなりになっていれば生き残っていけます。

昇格して責任が増えるのは嫌だけど、上層部との信頼関係が薄くなり風当たりが冷たくなるのは嫌なのでそこのバランスを上手く取っているように見えます。

若手や中堅は年配の方に負けないような実績を残せるように努力していると思います。

結局のところ、上層部との信頼関係が厚い年配の方と勝負するには実績を残すしかないです。

ただ、年配の方の方が基本役職が上のため、面倒な雑務的なことを押し付けてきます。これはどこの業界でも同じ構造だと思います。

その雑務を卒なくこなしがら、(ほぼ丸投げですが)本業の設計開発で数少ない新規の開発で実績を残すように努力しています。

サービス残業したことが評価に繋がりますので実績を残しただけではダメだと思います。

そのような不利な環境で頑張り過ぎたことにより鬱になる人も多いです。

一時期、若手の方の退職が多くなり、会社側が**手当といった形で若手の方の給料を上げるといった対策を打ちました。

最近では働き方改革が進みつつあり、私の勤務する会社では2019年内に給料の見直しをすると聞いています。(現在11月末ですが、一向に連絡はなく本当に見直しされるかは不明です)

サービス残業に対しては月の残業時間が限度(80時間?)に近づいて来ると総務部から連絡があり残業せずに帰りなさいという勧告が来ます。

(ただ、勤怠管理カードを登録しデータ上は帰宅したということにしておきながら、席に戻って仕事を続ける人もいます)

測量業界にやりがいはないのか?

2019 12 04 16h45 58 - 測量業界はオワコン!?高齢化の現状と今後の見通しを31歳の私が語ってみる。

設計開発業務のため信頼性が求められます。

また、納期がつきものですので「いついつまでに製品化してください」といった要求もあります。

私はソフト開発に主に従事しておりますが、例えば不具合(バグ)がありユーザーやお客様に迷惑を掛けると、とても申し訳ないという思いになります。

「あの時、もっと評価しておけばこの不具合も見付かっただろうに」という後悔に苛まれます。

常に100%を求めて設計開発して評価してこれでOKと思っても、実際に使用してみるとなかなか100%の評価を得ることはできません。

また中には原因のなかなか分からない不具合もあり、精神的に追い詰められることもあります。
現在担当している製品はもうかれこれ1年以上問題が解決できておりません。

社内の方からはいつになったら解決できるんだ?

納期はもうだいぶ過ぎているんだが?といったプレッシャーを受けます。

担当者として言い訳もできませんが、明確にいつまでに解決しますといったことを根拠なく言うのはストレスに感じます。

ですが、逆にやりがいもあります。

自分の設計開発した製品をユーザーが使用して前よりもこういうところが良いと褒められると満足感が生まれます。

一つの製品を設計開発するのに早くても数か月、長いと数年といった歳月がかかります。

その苦労が報われる思いがあります。

また、いろいろと苦労した中で関わった社内外の方との関係も深まり次の仕事をスムーズに進めることの助けにもなります。

ここはやりがいですね・・。

3年後に測量業界はどう変化していくのか?

2019 12 04 16h44 06 - 測量業界はオワコン!?高齢化の現状と今後の見通しを31歳の私が語ってみる。

計測業界における特定計量器であるメーターについてですが、現在多くは検針員の方が現地にいって検針を行っています。

メーターの表示を見て、端末に現在のデータを打ち込むといった作業です。

その場合、人件費や交通費などがかかり、人が行う作業のため検針ミスといったリスクもあります。

検針ミスをしてしますと、実際に使った量より多くの料金を徴収してしまったりする可能性があります。

今後はスマートメーターの普及が進むと思います。

電気信号で検針が可能となるため、例えば携帯電話の基地局(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天)を利用してメーターに無線端末を接続して遠隔検針をすることによりコストを削減することが可能になってくると思います。

また、全て機械が検針をすることになるので検針ミスも大幅に減ると思います。

特に離島や降雪の多い地域では検針が難しいです

そういった場所は遠隔検針を行うことにより大幅なコスト削減も可能になると思います。

少子高齢化が進み、AI(人工知能)の技術革新も進んでいくため、単純作業は機械で行うという流れにも合っておりスマートメーターの普及は進み検針は無人で機械が行うといった形になると思います。

そういった転換の中で年配の方(ITやAIに関する知識が乏しい方)はその技術革新に付いてこれなくなると思います。

そうすると、若い人や中堅の方(ITやAI関する知識がある方)にもチャンスが訪れると考えています。

ここが高齢化した測量業界で若者が逆転するチャンスかもしれません!

測量業界への就職や転職はおすすめか?

2019 12 04 16h46 52 - 測量業界はオワコン!?高齢化の現状と今後の見通しを31歳の私が語ってみる。

計測業界への転職はおすすめする場合とそうでない場合があります。

特定計量器であるメーターには有効期限があり定期的な需要があるため安定的な需要はあります
一方で新規の需要はあまり見込めません。

のらりくらりと浮き沈み少なく暮らしたい方にはおすすめしますが、がつっと働いてバンバン実績を出して評価され給料を上げたいという方は別の業界に行った方が良いと思います。

おすすめの部署は強いて言うなら私の所属する設計開発部門です。ストレスを抱えて鬱になる方もいますが、給料は多い傾向にあります。

総合的に考えて今の若い方が進んで入ってくる業界ではないように思います。

ITやAIなど最先端の業界に行って経験を積み、一線を離れたところで(嫌になったら)計測業界に入るといった流れが良いと思います。

測量業界への就職や転職で有利になる資格について

ソフト開発をする上で基本情報技術者の資格は持っていた方が良いと思います。

汎用的な国家資格ですし、それを持っているだけで回りからの目も変わると思います。

私は入社してから数年後に基本情報技術者試験を受験し、2回目の試験で合格しました。

その前にITパスポート試験に合格しており予備知識があったため150~200時間くらいの勉強時間で試験に合格することができました。

あとは第3種電気主任技術者も良いと思います。

私は何度か試験を受験しましたが合格することはできませんでした。大体1,000時間の勉強時間を確保すれば合格することができると言われております。

以上測量業界の結構厳しい現実を言ってしまいましたが、こういう面もあるということを知っておいて欲しいです。

この人の意見や考え方はどうでしょうか?感想待ってます!

AI時代に最も将来性のあるスキルは何?

AIがどんどん人の仕事を侵食し、ビジネスがオンライン化して対面の仕事が減り続けている今身につけるべきスキルとは何なのか?沢山の人に書いてもらいました。

そこで一番に出てきたのが「プログラミングやAIそのものを扱うスキル」です。確かに言われていればその通りで、使う側に自分が回るというのが一番リスクヘッジになりそうです。

 

そうはいってもなかなか初心者がゼロから学ぶのって大変です。そこで数あるプログラミングスクールを調べた中で最も良かったのがここです。今なら無料体験のテキストを使って天気予報を学べる講座が解放されています。

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