看護業界の残業状況はAI導入後でも変わってない!その現実を語ります。




現在私は看護師として市内で唯一の救急指定病院の病棟で勤務している25歳男性です。

私は今まで教育産業で働いていましたが数年前から転職し看護師として働き始めました。

働き始めて4年が経ちましたがなかなか医療系の環境になるのに時間がかかり今でもまだ不慣れなことが多いのが現状です。

教育関係もブラックな環境として知られていますが私からすると医療現場ほどブラックな職場環境はないのではないかというほど厳しい現実の中で働いています。

看護業界はAI導入後でも残業は一向に減らない

AI時代になり仕事の中でも機会が行ってくれることが多くなり楽になった部分はあります。しかし医療現場はまだまだではないのかと思います。

薬剤師、検査技師などの職種では機械が半分以上の仕事をしてくれますが看護師が行う仕事は簡単には機械に置き換えることが出来ません。

例えば、注射や看護記録の記載などは人の手でないと仕事が行えません

そのため残業時間は少なくならず逆に高齢化社会になるにつれて残業は増えていきます。

もしもせん妄や認知症で徘徊する人を見守ってくれるロボットなどが登場したら私の仕事時間の3割は短縮することが出来ると思います。

それはうれしいことですが、今の業務量が減ると給料が減っていく事が考えられます。

今現在は徘徊する人の対応で伸びた業務時間分を残業として加算されています。

残業はもちろんのこと減ってほしいと思いますが、残業時間が短くなると給料が下がり生活に影響が出てくるのではないだろうかと思います。

今働いている病院では見込み残業制度ではないので申告しなければ1円も支給されないというのが現状です

雇い主側からするとロボットを導入し残業を減らすことが出来れば大きな経費削減につながると思いますが、働いている人からすると難しい問題です。

税金も10%に引き上げられたりと収入は上がらないが引かれるものは多い現代ですので、やはり残業は減らすべきではないのではないと思います。

ワークライフバランスはきれいごとかもしれないです。

実際残業時間に看護師は何してる?その内訳は?

2019 10 24 17h13 29 - 看護業界の残業状況はAI導入後でも変わってない!その現実を語ります。

主な残業時間の内訳としては以下のものがあります。

  1. 入院の対応
  2. 急変患者の対応
  3. 看護記録の整理
  4. 研修や会議への参加

 

などが挙げられます。

入院の対応が一番時間がかかり重荷となっている仕事です。

よくあるパターンとしては、日勤の勤務時間は17:00までですが入院患者の連絡が16:59分に来ることです。

勤務時間内であるため日勤の看護師が対応する事となります。

軽症患者であれば1時間もかからず終了しますが重症患者であれば2時間以上はかかります。

以前にあった例ですが重症患者が入院し入院後の処置を一通り終わらせたあとに急変しまた対応するという事がありました。

その時には6時間くらい拘束されました。

大変だと思う点としては長時間拘束されてしまう事です。

最悪な時には常に神経を張った状態で休憩も取れずに15時間近く働かなければいけない事です。

体力面はいいのですが精神面で疲弊してしまいそうになります。

そしてなかにはクレームをつけてくる患者もいますのでそういった対応が一番つらいです。

あとは休憩時間が取れず朝から晩まで無休憩で働くことです。

残業は申告すると残業代が出ますが、休憩に関しては他のスタッフの兼ね合いもあるので自分だけ時間をずらしてとるというのも出来ないという状況があります。

私の働く病院では常にスタッフ不足なのできちんと一時間の休憩を取るというのは私に限らず他のスタッフでも大変であるというのが現実です。

これらが私の感じている一番大変なことです。

看護師の残業に対して病院や個人がどんな対策を取っているのか?

2019 10 24 17h13 45 - 看護業界の残業状況はAI導入後でも変わってない!その現実を語ります。

残業に対しては何度も組合とも話をしたりしましたがなかなかいい解決案が出てきません。

その根底にはスタッフ不足と人件費との関係が強くあります。

話し合いの末に解決策の一つとして勤務形態を変更して13時30分から勤務開始が増えました。

このスタッフが主に17時周辺の入院を対応するなどとなりました。

その一方で日勤のスタッフが一人減ることとなり受け持つ患者の数が増える事となりました。

17時周辺の入院対応は減りましたが2~3人の入院が重なるとしわ寄せは日勤の看護師に来てしまうので結果としては大きな変化は生まれませんでした。

さらにスタッフとの話し合いが行われ別な解決策として看護師じゃなくても行えることについてはアルバイトで助手を積極採用する事となりました。

バイトの助手では結局看護師の負担は減らせない

これにより看護師の業務負担が軽減したかのように見えますが医療行為が全く行えないため看護師が介入する部分が多くなり逆に負担が増えました。

また事故などが起きた際の責任の所在はその依頼をした看護師になるため安定した患者しか担当させれず現場からは必要ないとの批判が強くなっていきました。

また人件費の圧迫になるという事から毎日の勤務ではなく一週間に3回程度の勤務となってしまったのでそれもまた業務負担の改善にはつながりませんでした。

勤務地域の特性から助手の募集をかけても人数が集まらず助手に負担が集中してしまいすぐに退職する人が出てきてしまい助手の採用が終了してしまいました。

看護師の仕事に感じるメリットとデメリット

2019 10 24 17h12 56 - 看護業界の残業状況はAI導入後でも変わってない!その現実を語ります。

メリットとしては、これから先の時代も人間が生きていく限り必要となる職業のため安定して働くことが出来ます。

特にこの先の時代は高齢社会のため医療の需要はますます多くなると思います。

資格を取得して働けば間違いなく年をとってもずっと続けていける仕事だと思います。

求人などを見ても医療関係職種はどこの施設でも募集しています。

アルバイトであってもコンビニのバイトと比べるとその時給は驚くほどの差があります。

正社員にもなりやすく、ボーナスなどの制度も充実しています。

行政でも医療職を募集しているので公務員になりやすいです。

福利厚生も整っているところが多いのが特徴として挙げられます。デメリットとしては、ストレスが多く続けていく人が少ないという事です。

医療関係職種に就く人はかなりストレスフルな現実が待っています。

実際に私が教育関係で働いていた以上に現在はストレスを感じながら働いています。

統計でもあるように精神疾患を発症しやすいというのもこの職種の特徴です。

私の働く職場でも数名は心を病んでしまい早期退職する人が多くいるというのも現実です。

テレビで見るような現実は残念ながら現場には存在しないという事です。白衣の天使ナースは非現実的です。

また前述したように長時間労働でありながら給与が安いという事もあります。

他の職業に比べると確かに高い給与かもしれませんが、人の命を扱い勤務時間の8時間は常に神経を張りつめて命と向き合っていることを考えると給与は安すぎるくらいです。

AIと共に看護業界でどうやって生き残っていくのか?

2019 10 24 17h29 02 - 看護業界の残業状況はAI導入後でも変わってない!その現実を語ります。

先ほども書きましたが、これからの時代は医療の時代ともいえます。

高齢者過去に類を見ないほど増加し医療需要、介護需要が高まります。

それに伴い医療職者の需要も高まり現在もですが看護師などの不足が叫ばれ病院が独自に奨学金を貸し出してまで医療従事者を確保するという流れが生まれてきました。

それほど求められているのです。AIがいくら増えても看護の仕事はなくなりません。なぜなら精神的なケアはロボットにはできないからです。

看護師は資格を取得してしまえば一生仕事をしていく事が出来ます。

働き方の形も変わり病院だけの仕事ではなく、市役所、企業、旅行会社など多くの企業で募集されているのが現状です。

大切なことは、医療職者になってからの過ごし方です。

医療は日々変化し、今日の常識は明日の非常識です。

常に変わりゆく医療を学び続ける姿勢が求められます。

同時に語学力も求められると私は考えています。

今後は海外の看護を積極的に学ぶべき

日本だけでみると医療はものすごく狭くなります。

世界で見ると180を超える国が多くの情報を発信し新しい治療方法、看護方法が登場してきます。そしてその情報は日本語では書かれておらずすべて英語で共有されています。

AI医療の進化も電子カルテ・遠隔治療とニーズは高まっていて、それに合わせて看護師もフォローする力をつけなければなりません。

遠隔治療から分かるように医療もボーダレスになり、国際化が始まっているのです。医療者は英語を学び医療を英語で理解し、英語で発信する事が義務となると思います。

その分、素晴らしい研究をすれば世界中から賞賛され世界規模で多くの人を救う事につながると思います。医療職の可能性は無限大です。

しかし何度も言いますが、決してやさしい道のりではありません。険しい以上に厳しい道のりです。その分、やりがいを感じれる仕事であることを約束します。

 

この人の意見や考え方はどうでしょうか?感想待ってます!

おすすめの記事