専業webライターの将来性は?AIによるリストラの現実を語ります。




12年間WEBライティングを続けている40歳女性です。体を悪くし、若い頃から在宅ワーク一本です。月収はなんとか食べていける程度です。

最終的にはきちんと独立できるレベルの収益を目指しています。

 

  1. 公式サイトが検索上位に表示されず、アフィリサイトやまとめ記事、正確性に欠けるサイトばかりがヒットする仕組み
  2. Googleによる<優良サイトの判定基準>が変動的で、サイト運営者の多くが利益のためにGoogleの機嫌ばかり取ってしまい、読み手の欲しい情報をないがしろにしていること。
  3. 「サイト1ページあたりの文字数は多ければ多いほど良い」というSEOの風潮から、冗長な記事が量産されていること。
  4. 利益が出せないサイト運営者が、クラウドソーシングで相場よりもかなり低い文字単価でライティング業務を発注している。
  5. 上の結果、賃金の安さゆえの低クオリティーな記事が量産され、WEB全体の記事の品質が低下していること。

 

webライターの仕事はグーグルのさじ加減で簡単に消える

私の雇用主は個人のHP運営者で、Google上位に食い込めるほどのスキルとノウハウを持っていました。

しかし、そのような人ですらここ数年で利益が思うように得られず、サイトのキーワードの見直しやサイトの方向転換を強いられている状況です。

Googleが優良とするサイトの基準は日々変化し、それに沿って求められるサイト内容も変わっていくため、その需要に対応しきれずネットで稼ぐことを諦める人が多いようです。

そんな中、私自身も数度リストラの憂き目にあっています。

HP運営者自身も危険な立場ですが、経験やスキルをお持ちなので、工夫やアイデア次第では起死回生の余地はあります。

もっとも危険なのは、そこで記事を作成したりサイトを制作したりしていた私のような立場の人間です。

今思い返せばこの立場の人(私含め)は、次の仕事に繋がるようなスキルを得られていません。

記事量産によりライティングスピードが少しアップし、多ジャンルの広く浅いだけの知識が増えただけです。

これまで得意ジャンルのみの掘り下げ記事ばかりをしてきたために、時代の需要に即した記事を量産することができません。

SEOの様相も今は変わってしまい、当時のスキルはもうほとんど通用しないでしょう。

何も勉強してこなかった自分も悪いのですが、文字単価自体が低かったために、当時はスピードで記事を量産することしか頭にありませんでした。

目先の稼ぎしか考えていなかった人は、危険な状況に陥っていくと思われます。

社会保障やボーナスはもともとありません。

ある日突然「Googleの好みが変わったから」という理由で仕事がなくなります

在宅ワークは今後、メインの働き方になっていくかもしれませんが、こうして組織に所属せず、顔の見えない相手と手を組むことは気軽な関係でありながら、終わるときも一瞬のはかない関係です。

たとえば私のように体の悪い人や、ネット副業がなければ家族を支えていけない人、なんらかの精神的理由で人と接することが難しい人などは、立場的に危険だといえるかもしれません。

webライターのリストラはどんな感じで起きるのか?

2019 08 05 11h42 01 - 専業webライターの将来性は?AIによるリストラの現実を語ります。

私自身、リストラされた身でもありますが、リストラ業務を手伝った側の身であったこともあります。

解雇を相手に告げる時は、メールまたは電話1本です。実際に雇用する側とされる側が顔を合わせることはありません。

私はリストラメールを作ったことも、受け取ったこともあります。いずれにしても一瞬のことで、あっけないものです。

もちろん仕事内容によっては方向を変えて、続けて依頼のあるケースもありました。

たとえば、私が一番得意としていたのはとある商品のレビューでしたが、私の担当の記事ジャンルの需要は減ってきており、それに代わって今後はまったく別の切り口のジャンルでの記事が必要とされていました。

その見知らぬジャンルの記事作成の継続打診もありましたが、自分には不可解な内容ばかり。ほぼ辞退のような形でそのお仕事から離れました。

おそらくその雇用主が抱えていたライターさんは、優秀な方以外、ほぼ総入れ替えになったと思われます。

何名かのライターさんは「どうにかお仕事を頂けないでしょうか」とのメールを雇用主に向けて送っていましたが、あまり意味のないものでした。

最後に謝礼金をそれぞれに授受し、それっきりでした。

能力不足ややる気不足ではなく、完全に「Googleの機嫌を伺った末のリストラ」のため、誰もが虚しい気持ちで去ったのだと思います。

 

webライターはAIで消えてなくなるのか?

2019 08 05 11h42 47 - 専業webライターの将来性は?AIによるリストラの現実を語ります。

むしろ、「遠い将来AIに代わらない職業などあるのだろうか」とさえ思っています。

私は、最後にこの世に残る職業は、AI技術者とそのアイデアマンのみなのではないか、と思っているくらいです。

量産ライティングは、近い将来需要がなくなっていくでしょう。

そのような記事ならAIが、レベルに応じていくらでも書けます。

しかもすでにそういう試みは10年ほど前、業界内にありました。ただそのときのAI技術は未熟で、AIで制作できる文章は違和感しかありませんでした。

無料で無作為な文章を作るサイトは、当時すでにいくつか出回っていました。実際に見たことはないのですが、有料であればもっと高度で自然な記事が作れていた筈です。

しかし、いくらAI技術が進んでも、人間にしか作れないタイプの記事が存在します

それは「感性に頼る記事」や「ユーモアを含む記事」、「複数の事象を組み合わせる記事」などです。

<創作>という点では、AI技術は人間に今のところ及びません。

独創性というのは人間の自主的な経験がもたらすもので、AIには“ひらめく、思いつく”という技術がなかなか浸透しないものだと思っています。

スピードや技術の細かさは、人間はAIには絶対に追い付けません。

 

またAIは分析も得意なので「こういった記事がGoogleに受けが良いだろう」ということも見抜くと思います。

ただし、「Googleの中の人が考えていそうなことを先読みする」というようなことはAIには難しいのではないでしょうか?

それを考えると、「奇抜な独創性のある、突拍子もないもの」を作るのが人間に残された最後の能力ではないかと思うのです。

つまり、AIとは逆に「不便でスピーディーさのない、無駄なもの」こそ、もっとも人間らしい作業なのかもしれません。というわけで、私は自信の独自性を磨こうと思っています。

人生は一度きりで、人は誰もが個性的です。AIは横並びにスマートに進化するいっぽうですが、人間には<退化する>という理不尽な要素が搭載されています。

<面倒で無駄で、しかし面白い>。そういう作業こそ、人間にできて、AIにできないものなのだと思っています。

 

webライターとして将来も食べていくために重要なこと

2019 08 05 11h43 06 - 専業webライターの将来性は?AIによるリストラの現実を語ります。

  1. 自分の足で、無駄な体力や労力、時間を駆使して、人生を最大限楽しむこと。
  2. そしてその経験をもとに、何か独自性のある価値を生み出すこと

これが将来の人間に必要になってくることだと思います。

私が10年ものあいだどうにか記事を書き続けてこられた理由は、「一見無駄に思えるようなくだらないことを、地道に楽しみ継続してきたから」だと思っています。

それはどんなジャンルでも良いですが、できれば知識を詰め込むような既成の資格ではなく、「複数のジャンルのものを掛け合わせた仕事を新規に編み出す」というようなもの。

その経験を活かして記事にすれば、AIに乗っ取られることなく面白いWEBコンテンツを作っていくことができるでしょう。

AIにとって難しいのは、「とんでもない個性的な思い付き」です。予想可能なことをAIはもっとも得意としますが、予想不可能なことをAIはもっとも苦手としています。

その独自経験と感情を活かせば、人間もAIに勝つことができる筈です。

食べられる資格というのは、頭の良い人にしかとれないものが多いです。

それだと「頭の良い人以外は資格など要らない」ということになりますが、それもある意味真理だと思います。

欲しい資格は、オリジナルで非公式に作ってしまえばよいと思います。

それこそ、AIが思いつきもしないようなニッチなもの、ムダなもの、複数の事物を掛け合わせた奇妙なものなどが良いでしょう。

その資格の賛同者集めは、SNSやクラウドファンディングなど、いくらでも方法があります。(それこそそのあたりはAIに投げてしまえばよいと思います)

「マツコの知らない世界」のようなマイノリティーこそ、これからのAI時代に生き延びられる人材だと私は思っているのですが、いかがでしょうか?

この人の意見や考え方はどうでしょうか?感想待ってます!

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